患者さんをやる気にさせる方法<カーナビの法則>

理学療法

どうも、kachanです。

前回の「理学療法士にとって一番大事なスキルについて」の続きな感じになるのですが、

患者さんを見ていく上で

「なかなかやる気を引き出せない」「あまりこっちの言うことを聞いてくれない」

なんていうことが多々あると思います。

今回は一つのテクニックとして「カーナビの法則」をお話して患者さんをやる気にさせる方法をシェアしたいと思います。

カーナビの法則とは

カーナビというとどういうものを思い浮かびますか?

車とかで出かけるときに、検索をかけて目的地を入れてアナウンスをして道筋を教えてくれる

っていう感じですかね。

めっちゃ手軽ですよね。受け身でいいですし、最近のだと渋滞とかも知らせてくれます。

何が言いたいかというと、患者さんにとってセラピストがカーナビになればいいんです。

「どういうことだよ!?」とつっこみが聞こえてきそうですが、順を追って説明しますね。

大事なことは3つ

患者さんにとって病気やケガをした状態は「何をしたらいいかわからない」状態です。

その状態ってどんな感じだと思いますか?

「もうおしまいだ」「もう死んでしまいたい」

といったネガティブな状態です。

こんな状態で、「リハビリしますよー」といって、

「よっしゃー!やるぞー!」とはなりにくいですよね。

こんな人に対して3つのことを二人で確認して、

伝えるだけで「じゃあ、やってみようかな」となります。

①目的地を知る

カーナビを使ってどこかに行く上で一番大事なのは目的地の設定ですよね。

これは患者さんに対しても同じです。

患者さんは

「どう治りたいのか」「どんな状態になりたいのか」「どんな生活がしたいのか」

ここを知らなくてはいけません。

そのためにはカルテから病前の状態を知っておくことは大事ですが、

一番は患者さん本人に聞くことです。そして、より具体的に聞かないとダメです

例えば、歩けるようになりたいと言った時に独歩がいいのか はたまた杖でもいいのか いろいろです。歩けるようにがどれくらいの距離なのか。具体的に聞いて共有してください

②現在地を知る

カーナビの場合、現在地はGPSでどこにいてるかはわかっていますが、患者さんは別です。

ケガ・病気をした今どんな状態なのか、分かっていないことがほとんどです。

これがわからないと致命的です。

例えるとすると、

東京ディズニーランドに行くのに北海道にいるのか、東京にいるのか

だいぶ違いますよね。

患者さんも同じなので、

今どの状態にいて、自分の目的にはどれくらいの距離があるのか

を教えてあげてください。

③行き方を知る

カーナビだと自動で出してくれた後、どのルートで行きますか?と選択させてくれます。

これを患者さんにもしてあげて下さい。

目的地と現在地が分かり、その後、道のりについて話をしましょう

できれば、教科書レベル、文献レベルでこれくらいの期間でなれる。

色々な治療法があって、こういうこと一日これくらいの時間していかないといけない。

段階でいうとこういう過程を踏んでいく。

といった道を提案をしましょう。そして、多種多様な道があるといいです。

新人にとっては難しい部分かもしれませんが、今はネット社会です。

調べれば、症例や文献なんて山ほどでてきます。

これをすれば、患者さんは

ちゃんとした道がある」とわかってくれて、それに対して意欲を高めてくれます。

例えると、めっちゃ東京ディズニーランドに行きたい人に対して行き方の教えるような感じで

飛行機、新幹線、夜行バス、青春18きっぷ、車という行き方があって、チケット代はいくらでホテル代がいくらで、中でのお食事代が…などなど教えて、選んでもらって、

総額いくらいくら貯めればいけるよって教えてあげたら、

行くためにお金貯めますよね。

そんな感じです。

ここで、

「いや言った期間までに治らなかったらどうするんだ」

「言った通りにならなかったらどうするんだ」

という疑問があると思いますが、

例えば、2か月でディズニーランドに行くお金を貯めると目標を設定して

1か月で目標の半分貯めないとダメなのに2割しか貯めれなかったら

「ぜんぜん貯まらないぞ!」と怒りますか?

もちろん、「こうすれば絶対できます」と言っていれば別ですが、

最初にもいったように、あくまで「提案」です。

そして、予定通りいってないなら

もっと頑張るか、期間を延ばせばいいんです

つまり、このカーナビの法則はやる気にさせることが目的なので、

こうやって目標をもって達成できなくても

始めの位置からこれくらいまで達成できた。じゃあ、残りも頑張ろう

と何もわからなかった人に対して

距離を認識させることでやる気を出させることが一番の目的です。

これはセラピストのためにも良いことで

このイメージを持って仕事をすると

やっていく過程で、一か月でこのレベルにいくためには〇週目でこれくらい行ってないとダメだな

自分で評価・分析する尺度ができます。

そして、患者さんと関わっていく中で、

「いい調子ですね」「ちょっと予想より外れてきてるのでこれもやりましょう」

と言ったように評価・分析能力が上がっていきます

そしてそれを続けていけば、目標を期間内に達成できる精度も経験とともに上がっていきます

まとめ

1、患者さんをやる気にさせるには「カーナビの法則」を使おう

2、カーナビの法則には3つの大事なことがある

  ①目的地を知る

  ②現在地を知る

  ③行き方を知る

3、これを使うとセラピストとしての評価・分析能力が上がる

さいごに

今回は前回に引き続いての新人セラピストに向けてのアドバイス的な内容でした。

「これをすれば絶対やる気にさせれる」という保証はないですが、一つの方法として思っていただけると幸いです。

これは自分自身にも使える内容です。

やりたいことに対して、自分が今どんな状態かを認識し、それを達成するやり方を考える。

どんどん成長していきたい人にとっては、いいモチベーションを保つ方法だと思います。

では、以上になります。

最後まで見ていただいてありがとうございます。

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